塗りすぎ注意!化粧下地の正しい塗り方

綺麗な女性3

近年発売されている化粧品は「化粧下地不要」というものが増えてきています。メイクにかける時間を短くするのが狙いなのだとか。とはいえ、メイクをより自然に、そして長持ちさせるためには化粧下地を上手に使うのがやはり基本。

下地不要が増えてきている今だからこそ、新ためて化粧下地の上手な活用方法をチェックしてみましょう。

そもそも化粧下地の役割とは?

化粧下地とはその名の通り、お化粧の下地として肌に塗る化粧品のことを言います。たまにファンデーションのことを化粧下地だと思っている人がいますが、これは間違い。ファンデーションの下地として塗るのが化粧下地です。

では化粧下地は何のために塗るのでしょうか。その役割は多岐に渡りますが、まず何と言ってもファンデーションのノリを良くするため。更にパウダー、チーク、アイシャドウといったメイクの付きや伸び、発色を良くしてくれるため、全体の仕上がりをアップさせることができます。

また、肌のトーンを均一にしたり、デコボコをカバーする、シミや毛穴、くすみを整えるといった役割も担っています。化粧下地は肌を紫外線から守るという役割も担っています。メイクの仕上がりはもちろんですが、肌を美しく保つためにも効果を発揮してくれているのです。

下地を塗るタイミングは?

お化粧をする前は、顔に付いたゴミを洗い流すために洗顔、その後化粧水や乳液で保湿を行います。化粧下地を塗るのはこの後。ただ乳液を塗った直後に化粧下地を塗ると、ベチャっとして馴染みにくくなってしまうので、保湿の後ワンテンポおいて、きちんと肌に保湿ケアが行き渡ったのを確認してから化粧下地を塗るようにしましょう。

化粧水や乳液と下地が混ざってしまうと、メイクがヨレる原因にもなるので注意が必要です。

化粧下地の塗り方

化粧下地を塗るときはとにかく量に注意しなければなりません。塗りすぎると油分が多くなる上ヨレる原因になりますし、逆に少なすぎるとムラになってしまいます。これではかえってメイクの仕上がりを損ねてしまうので、下地の量はパール大を目安に使っていきましょう。

まず手の甲などに適量を出したら、両頬と顎、目の下、鼻筋にぽんぽんと乗せていきます。次に指の腹を使って、外側に向って広げていきましょう。中指、薬指、小指の三本を揃えて、サッサッサ、と弱い圧で短く切るように伸ばしていくのがコツです。

最後に指に残った化粧下地を、小鼻や目の周りに乗せて馴染ませておきましょう。この部分は特にメイクが崩れやすい部分。皮脂の分泌が多く油分が増えやすいので、少し丁寧に下地を塗って、お化粧と肌の密着度を高めておきましょう。

のっぺりして見える時は

適量を守っているのに、どうしても化粧下地を塗るとのっぺりして見える、というときは顔全体に乗せないようにするといいでしょう。両頬、顎、鼻といった顔の高いところだけに化粧下地を塗ると、ハイライト効果が出て顔に立体感を出すことができます。

部分的に化粧下地を使うときは、少し少なめの小豆大を量の目安にしましょう。部分使いなので、色の境目ができてしまわないように意識して馴染ませるのがコツです。この他、毛穴やシミが気になる部分にだけワンポイントで使うという方法もあります。

自分の手持ちの化粧品との相性を考えて、自分なりにベストな使い方を探してみましょう。

化粧下地の選び方

種類がありすぎて、どの化粧下地を選べばいいか分からないというときは、自分が欲しい効果を考えて選ぶのがおすすめです。

化粧下地の基本の役割は肌の保護と化粧品のノリを良くすることなので、それ以外にどの効果をプラスするのか考えるといいでしょう。

機能をプラスする

海や山など、特に紫外線が強い場所に行くときは、日焼け止め効果のある化粧下地を選ぶといいでしょう。紫外線はいろいろな肌トラブルの元になります。

それだけに、化粧下地で紫外線予防をすることは、肌の美しさを保つことに繋がるのです。近年の化粧下地は大抵UV効果が入っていますが、日焼け止め効果が高いものを探すならSPFやPAといった目安となる数値に注目しましょう。

SPFは赤くなる日焼けの原因となる紫外線Bの防止効果、そしてPAは肌が黒くなる日焼けの原因となる紫外線Aの防止効果を表しています。SPFは数値が大きくなればなるほど、PAはプラスの数が増えれば増えるほど防止効果が高くなります。

日焼け止め効果のある化粧下地は肌を紫外線から守ってくれますが、効果の高い日焼け止めは肌への負担にもなるので、一日の終わりにはしっかりと洗い流すことが大切です。また日焼け止めは時間の経過とともに効果が薄くなっていくので、下地に使ったからと油断せず、お出かけ時に使える日焼け止めをもう一つ携帯していきましょう。

⇒肌を労わる化粧下地の必要性と使用時間の関係について

肌の質を整える

肌の質感を整えたいなら、肌色を補正してくれるコントロールカラー機能がプラスされているものを選びましょう。自分の肌色に合ったカラーを選べば、下地を塗った段階でかなり肌をトーンアップすることができるので、ファンデーションの塗り過ぎも予防することができます。

コントロールカラーは肌色を補正するだけではなく、シミやそばかす、くすみ、赤みといった肌の悩みを解決してくれる効果もあります。自分にどの色が合っているかよく考え、分からないことがあればお店に直接出向いて店員さんにアドバイスをもらうといいでしょう。

目立つ毛穴を何とかしたい、というときは、毛穴カバーに特化した化粧下地を選ぶのがおすすめ。肌全体に使えるものを選ぶのもいいですが、毛穴が気になる頬や鼻にだけ塗り込むタイプを使うのもいいでしょう。全体用と部分様を分けて使っている人も多いです。

ただ、このタイプの化粧下地は毛穴を潰していることになるので、クレンジングを適切に行って肌をしっかりとケアすることが大切です。

⇒ファンデーションなしで仕上げるメイクにおすすめな化粧下地とは?

肌トラブルを改善する

肌が脂っぽくて化粧下地は苦手、という人もいますが、そんな人は皮脂による化粧崩れを予防してくれる化粧下地を使うと悩みを解決できるかもしれません。このタイプの化粧下地には皮脂を吸着する紛体が入っているので、皮脂が肌の上で広がるのを防いでメイク崩れを予防してくれます。

こまめなメイク直しの手間が、下地ひとつで解決するかもしれません。一年中エアコンの点いたオフィスで働いていると、当然乾燥が気になって来るもの。そんなときは保湿下地を選ぶのがいいでしょう。保湿ケアの延長のような感覚で使えるため手軽です。

ただ塗りすぎるとかえって化粧崩れを招いてしまうので、量に注意しましょう。