肌を労わる化粧下地の必要性と使用時間の関係について

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化粧品は肌に直接触れる物なので何よりも安全性を重視しなければいけません。特に化粧下地は最初に肌に触れる化粧品なので影響も大きく、肌質に合うかどうかが重要なポイントになります。また、長時間の使用が肌に大きな負担をもたらすことも忘れてはいけません。

いつまでも綺麗に化粧ができるように、化粧下地の扱い方や使用する時間の制限について学びましょう。

⇒塗りすぎ注意!化粧下地の正しい塗り方

化粧下地を使う理由

化粧下地はその名前の通り、化粧を綺麗に仕上げるのに必要な下地を意味します。一番最初に顔に塗布する化粧品であり、使用量も多くなるのが特徴です。化粧下地を使わなくても化粧を行うことは可能ですが、すぐに汗による崩れなどの不具合が生じてしまいます。

これは化粧下地を行わなかったために肌の凹凸が残り、化粧の食いつきが悪くなったためです。人の肌は目に見えない微小な凹凸が無数に存在しています。この凹凸が化粧の食いつきを悪くすると共に、汗や垢などの汚れによる化粧の剥離を促進させてしまうのです。

しかし化粧下地を使うとこの凹凸部分が塞がれ、滑らかな仕上がりになります。表面積が広くなる他、汗や垢の蓄積も予防できるので化粧が剥がれにくくなるのです。また、化粧下地は肌を化粧品の含有成分による刺激から守る効果もあります。

化粧品には発色剤や香料などの薬剤が含まれていますが、そのような成分の中には肌に強い刺激を与える物も少なくありません。肌質によってはかぶれや痛みが生じるおそれがあります。刺激が強すぎると肌の角質化や色素沈着などの重大なトラブルに遭う可能性も否定できません。

肌トラブルを未然に防ぐためにも、余計な刺激をシャットアウトできる化粧下地は不可欠です。化粧品以外にも空気中の汚れや紫外線など刺激物は様々です。化粧下地は化粧の食いつきを良くするだけではなく、肌の健康状態を良好に保つ重要アイテムと言っても過言ではありません。

自分の肌に合う化粧下地の選び方

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化粧下地は肌を労わりながら化粧を綺麗に仕上げるのに不可欠な一品ですが、他の化粧品と同様に肌に直接触れる異物であることを忘れてはいけません。化粧品による刺激から肌を守るために使用する化粧下地そのものに強い刺激をもたらす成分が含まれているというケースもあります。

また、化粧品の含有成分による肌への影響は個人差があり、ある人にはまったく影響が無くても別の人には重大な肌トラブルの原因となることも少なくありません。そのため、化粧下地を使う際は自分の肌質に適している物であるかを見分けることが重要になります。

いくら評判が良い高品質な製品でも、それが自分の肌質に合わない物なら速やかに別の製品を用いるのが賢明です。

化粧下地が自分の肌に適しているのかを調べるには実際に使ってみるのが一番です。いきなり顔に塗布したら肌トラブルが生じた際に被害も大きくなるので、まずは別の部位の限られた範囲に塗布して状態を確認するのが正しい方法と言えます。

その際、顔の質感と似た部位を選ぶのがより詳しい変化を知るための条件です。脇や太ももの内側部分が顔と似た弾力性を持っているので試し塗りに最適ですが、かぶれや炎症などの不具合が出る可能性もほぼ同じです。肌トラブルが生じた場合はその化粧下地は絶対に使ってはいけません。

使用した直後は異常が起きなくても数時間から数日ほど経ってからトラブルに見舞われるケースもあるので慎重に判断する必要があります。

化粧を行ってから取り除くまでの時間について

長時間の化粧は肌に大きな負担をかけると言われていますが、これは毛穴が塞がれることによって発汗の妨げになるためです。化粧下地を塗布した部分は肌の凹凸が無くなって滑らかな感じになりますが、同時に汗腺に繋がっている毛穴が塞がれてしまうことでもあります。

こうなると化粧をしている間は汗をかくことができなくなり、体温の上昇を抑えるのが難しくなってしまうのです。数十分程度なら汗をかかなくてもほとんど問題はありませんが、時間が長くなるほど体への負担が大きくなる事実は無視できません。

即座に重大な健康被害に遭うわけではありませんが、化粧を行ったまま長時間放置すると顔がむくみ、風船のように膨れてしまうことも稀ではありません。毛穴が塞がったことによって汗が排出されず、そのまま体内に残ってしまいます。

化粧を行うのは普通なら顔だけなので、他の部位は発汗しても顔だけは汗をかかないという不自然な状態になります。こうなると顔の部分に汗の水分が溜まってしまい、その結果として顔のむくみが生じて膨れたように見えます。

約半日以上、汗が排出されない状態が続くとむくみが生じるとされています。そのため、早朝に化粧をした人は正午辺りに一度、完全に化粧を取り除くことでむくみを予防できます。

約三十分から一時間程度は化粧をせず、毛穴から汗を分泌させることも忘れてはいけません。

化粧下地を綺麗に取り除く方法

化粧の食いつきを良くする化粧下地はそのまま放置すると毛穴を塞いでしまうので肌には良くありません。肌の状態の悪化に繋がるので、遅くても就寝前には必ず化粧下地を取り除くことを心がけます。化粧下地は肌に食いつきやすいので取り除くのは決して容易ではありません。

洗顔料を上手に使って化粧下地を分解させるのが最適ですが、塗布した化粧下地に浸透させて剥がしやすくするには時間がかかります。洗顔料が浸透するのが待ち切れなくても、力任せに擦るのだけは絶対に行ってはいけません。

汗や垢などの汚れが混ざった化粧下地を肌に擦り込む形になってしまい、却って肌への負担が大きくなるためです。化粧下地を落とす際は時間がかかっても洗顔料が浸透するまで待ち、指先で軽く擦りながら少しずつ取り除くのが肌に負担をかけない最適な方法です。

化粧下地は肌への影響と除去のし易さで選ぶように心がける

化粧下地は肌に余計な刺激を与えずに化粧の食いつきを良くするための重要な一品です。見た目の華やかさは無いものの、化粧下地の有無が仕上がりの良し悪しと肌の健康状態を左右すると言っても過言ではありません。また、化粧を落とす際に化粧下地が残ってしまうという事態を避けるため、食いつきの良さと除去のし易さが両立している物を選ぶことが重要になります。

化粧下地の肌への食いつきは肌質も関係しているので、単に高級品ほど扱いやすいとは言い切れません。値段の高さやメーカーの知名度ではなく、あくまでも使用者の肌質と相性が良いことを重視するのが長く愛用するための条件になります。

参考《シルキーカバー